将棋の藤井聡太八冠が5日秋田県大仙市を訪れ、市民と交流しました。

子どもたちの出迎えを受けうれしそうな表情を浮かべる将棋の藤井聡太八冠。
5日、竜王戦の舞台に決まっていた秋田県大仙市を訪れ、対局予定だった会場を見学しました。
藤井八冠に伊藤匠七段が挑んだ将棋の第36期竜王戦七番勝負で、大仙市にある国の有形文化財・旧本郷家住宅は第六局の会場となっていました。
しかし藤井八冠が第一局から4連勝して竜王位を防衛したため、対局は実現しませんでした。対局は幻となりましたが、藤井八冠は旧本郷家住宅に入り、用意された将棋盤の前に座りました。

(藤井聡太 八冠)
「12月初旬なのに雪がけっこう積もっていて、秋田に来たんだなという感じがしました。どこを見ても趣があって対局場としても素晴らしい所を用意してくれていたんだなと思いました。対局でも訪れることが出来たら」

藤井八冠はこのあと市などが主催する祝賀会に出席し、大仙市民と交流しました。