今月(12月)2日、倉敷市玉島の民家でこの家に住む男性が殺害された事件で、亡くなった男性に刃物による傷が複数あったことがわかりました。警察は恨みを持った顔見知りによる犯行も視野に捜査を続けています。

この事件は今月2日午後7時半ごろ、倉敷市玉島の会社経営・問田正さん(57)が自宅で血を流しているのが見つかり、死亡。問田さんの妻(50)も重傷を負ったものです。

亡くなった問田さんの近くには血の付いた包丁があり、捜査関係者によりますと問田さんには刃物による傷が複数個所あったということです。

また窓ガラスが割られておらず室内に物色した形跡もないことから、警察は問田さんに恨みを持った顔見知りが玄関から侵入し犯行に及んだ可能性を視野に捜査を続けています。

重傷を負い病院に搬送された問田さんの妻は「男が家に入ってきて刺した」という趣旨の話をしているということで、警察で詳しく状況を聞いています。