12月1日、青森県の八戸自動車道で大型トラックから外れたタイヤがぶつかり、作業中の男性が死亡した事故で、トラックは、タイヤが外れた状態で約4.5キロ走行していた可能性があることがわかりました。
高速道路交通警察隊によりますと、トラックから外れたタイヤは左後輪の2本で、1本は事故現場から約2.5キロ手前の、八戸西スマートインターチェンジ付近で見つかり、もう1本は現場付近で見つかったということです。
また、運転手が勤務する「盛運輸」によりますと、運転手はタイヤが外れて道路上にいた作業員にぶつかったことを気付かずに走行を続け、現場から約2キロ離れた場所でトラックの警告ランプが点灯して自動で停止したとしています。
このためトラックは約4.5キロの距離をタイヤが外れたまま走行していた可能性があると見られています。
国交省・東北運輸局は4日、盛運輸の岩手営業所に立ち入り監査に入り、車両点検が適切に行われていたかなど詳しく調べています。