テロ対策の不備が相次いだ柏崎刈羽原子力発電所について、改善に向けた東京電力の取り組みを評価する外部委員会が4日、会合を開き『仕組み自体は仕上がった』と評価しました。
この委員会は、テロ対策の不備を受けて行っている改善に向けた取り組みを外部から評価してもらおうと、東電が設置したものです。

委員会では、弁護士や大学の関係者ら5人が委員を務め、半年かけて関係者からの聴き取りなどを行っていました。
そして委員会はこの度、東電と協力会社、東電内部の部門間の距離感や立地地域との関係という点で“課題”を指摘する意見が出たものの、「改善に向けた仕組み自体は仕上がった」と評価したものです。