サッカー明治安田生命J1リーグ・アルビレックス新潟は3日、リーグ最終節をホームでセレッソ大阪と対戦し、FW長倉幹樹のJ1初ゴールで1対0と勝利しました。

ここまで8戦負けなしで6年ぶりのJ1リーグ最終節を勝利で締めくくりたいアルビ。
サポーターも「最後は勝ち点3を」「1年の集大成を」と気合十分です。

およそ2万2000人が詰めかけたホーム・デンカビッグスワンで迎え撃つのは、今季の開幕戦と同じカードのセレッソ大阪。
ここ2試合無得点と、まずは得点が欲しいアルビ。前半からゴールを匂わせます!
前半14分、MF星のシュートは惜しくもポストに弾かれますが、その後は年代別日本代表のMF三戸がゴールに何度も迫ります!
まずは前半39分、得意のカットインからのシュート!さらにその直後には、FW谷口から三戸!しかし、ネットを揺らすことが出来ずに0対0で折り返した後半、どちらも今季加入の長倉、太田、そして小見も投入し、攻撃の活性化を図ります!
すると試合終了間際でした。DF渡邊のパスからMF三戸、そしてMF小見が体勢を崩しながら起点を作ると、FW長倉が運び、MF太田!最後は太田からのボールを長倉が押し込んで、先制点を奪います。

FW長倉幹樹選手
「修くん(太田修介選手)から良いパス来たので、あと決めるだけのところ、そういうのを外してきたので、ちょっと嫌だったんですけど、なんとか決められてよかったです。いやー最高でした」

夏から加入した長倉のJ1初ゴールがチームに3試合ぶりの勝利を呼び込みました。アルビは9戦負けなしでラストゲームを戦い終え、サポーターに笑顔を届けました。松橋監督は力強い言葉を残してシーズンを締めくくります。

松橋力蔵監督
「私自身、個人的な感情ですけど、今季1試合も『このゲームは歯が立たない』『勝てない』そんな試合はなかったと思います。これまで以上の努力を、今後しっかりとやっていきたいと思っています」