廃校となった小学校の建物を活用し「アカジンミーバイ」を陸上養殖する新たな施設が大宜味村でこのほど完成し、お披露目式が開かれました。

新たな養殖場がお披露目されたのは、大宜味村で2018年に廃校になった旧津波小学校の体育館です。

経営する「紅仁」によると、新施設の稼働で水槽が大小合わせておよそ100個に増え、20万匹から30万匹のアカジンミーバイの種苗生産が可能になるということです。

紅仁㈱ 後藤徳彦社長
「魚の赤ちゃん種苗を作って沖縄に普及して、各市町村と連携して、沖縄から県外へ、もしくは海外へという風に出せたらいいなと思います」

後藤社長は「養殖でも臭みのない魚が特徴」と事業拡大に意気込んでいました。