沖縄の文化や生活に関する資料を集めた、うるま市の石川歴史民俗資料館で開館40年を記念した企画展が開かれています。

石川歴史民俗資料館では『たくされた記憶つなげる歴史』と銘打ち、40年の歩みを振り返る展示会が開かれていて、歴史を伝える写真や、市民から寄贈された収蔵品のうち貴重な104点を展示しています。

琉球王府時代から明治初期にかけての沖縄の土地制度の実態を知ることが出来る「勝連間切南風原村文書」といった重要な資料のほか、宮森小学校のジェット機墜落事故の翌年、棟方志功が遺族に贈った水墨画など、石川の苦難の歴史に関する作品も展示されています。

企画展は展示資料を入れ替えながら、来年2月29日まで開かれるということです。