師走を迎え、宮崎県三股町の窯元では、来年の干支「辰」にちなんだ「ぐい呑み」作りがピークを迎えています。

三股町にある窯元・紫麓窯では、毎年新年の干支をモチーフにしたぐい呑みを制作していて、今年で29年目となっています。

今回は、来年の干支「辰」にちなみ、龍の頭をかたどった色違いの2種類の置物が作られていて、裏返すとぐい呑みに変わります。

また、紫麓窯のぐい呑みは、干支にちなんだユニークなネーミングでも知られ、今回は、コロナ禍からの飛躍を願い、「Jump up 2024 飛龍(とびたつ)」と名付けられました。

(紫麓窯 山下盛親さん)
「飛龍ということで、また新しい新年が、一歩上の新年を迎えられればということで作っている」

干支のぐい呑みは、年内に350個制作され、道の駅都城NiQLLなどで販売されることになっています。