カラフルな美しいグラデーションで知られる九谷焼の女性作家、4代目・徳田八十吉さんの作品展が岡山市北区で開かれています。

つぼや花器など約100点の作品が並びます。2010年に襲名した4代目の徳田八十吉(とくだ・やそきち)さんは自身の感性で、丸みを帯びた光沢のある作品を多く制作しています。父である3代目との違いは、自ら釉薬を調合して作った赤色です。九谷焼の従来の赤色よりも優しい色合いで、作品の輝きが増すといいます。

(4代目 徳田八十吉さん)「女性の『徳田八十吉』は私が初めてなので、移り変わっていく時代と作風を楽しんでいただけたらうれしいな」

「四代徳田八十吉展」はあす(4日)まで岡山高島屋で開かれています。