宮崎県日南市では、お歳暮など贈答用として人気の高いかんきつ「不知火」の収穫が始まっています。

ヘタの部分にこぶがある見た目が特徴の不知火は、熊本県原産のかんきつ類で、甘さと酸味のバランスが良く年末の贈答用として人気です。

日南市吉野方の倉永忠典さんのハウスでは、ハウス栽培の「不知火」の収穫が始まっていて、倉永さんらがひとつひとつ丁寧に摘み取っていました。

今年は、夏場の天候不順の影響が心配されましたが、秋には天候に恵まれ美味しい不知火ができたということです。

(倉永忠典さん)
「秋の天候に恵まれて、満足していただけるものに仕上がりました。ほっとしています。例年どおりの収量を見込んでいます」

ハウス栽培の不知火の収穫は、これからピークを迎え、来年2月下旬まで行われることになっていて、JAはまゆう管内では今シーズンおよそ52トンの収穫量を見込んでいます。