国内トップクラスの選手が集まる全日本選抜スピードスケート競技会が1日、盛岡市の岩手県営スケート場で始まりました。

盛岡市みたけにある岩手県営スケート場では1日、午前9時の女子3000メートルを皮切りに、男子3000メートル、男女500メートルの4種目が行われ、のべ92人が出場しました。
この大会は、12月27日から北海道で行われる全日本スピードスケート選手権大会の予選を兼ねた大会です。
岩手県からは6人が出場していて、女子500メートルでは、2月の国体の1000メートルで優勝した松澤優花里選手(サンエスコンサルタント)が4位、熊谷萌選手(マーベル美装)が5位でした。

(熊谷萌 選手)
「地元大好きなので、ここで育ってきたっていうプライドも少しあり、各場所各場所でもコーチの言葉だったり思い出が詰まっている場所だなと思っています。課題を一つずつ克服していって北海道ではトップの選手に食い込めるように頑張っていきたいと思います」

また男子500メートルでは、日本スケート連盟強化選手の松井大和選手(シリウス)がバンクーバーオリンピック銅メダリストの加藤条治選手と同じ組で滑り、万全の状態ではない中、5位に入りました。

(松井大和 選手)
「岩手国体の時ぶりに来たので久々の岩手のリンクで滑ることができて懐かしい気持ちとうれしい気持ちとあります。年末の全日本の大会でいい結果を出せれば世界大会に出場できる可能性もあるので、そこでなんとか切符をとれるように全力のパフォーマンスできるように頑張りたい」

大会は3日まで行われます。