盛岡市で12月1日、全日本選抜スピードスケート競技会が始まるのを前に、会場となる県営スケート場で30日公式練習が行われ、選手が本番に向け調整しました。

公式練習は午後1時半から大会が行われる県営スケート場で行われました。
国内トップクラスの選手が一堂に集まる全日本選抜スピードスケート競技会が盛岡で行われるのは、2年ぶりです。
この大会は、12月27日から北海道で行われる全日本スピードスケート選手権大会の予選を兼ねていて、11種目に164人がエントリーしています。
岩手県からは男子の松井大和選手(シリウス)など6人が出場する予定で、このうち500メートルとマススタートの2種目に出場する盛岡工業高校出身で県内企業のマーベル美装に所属する熊谷萌選手も念入りに調整を行なっていました。

(熊谷萌 選手)
「今年は不調な大会が続いてしまっているのですが、外リンクが得意なのでここ(県営スケート場)で気持ちを上げて北海道の選抜に向けて頑張っていきたいと思います。明日は誕生日レースなので自分自身に金メダルを送れるように頑張りたいと思います」

大会は12月1日から3日間の日程で、盛岡市みたけの県営スケート場を会場に熱戦が繰り広げれます。