去年の政治資金収支報告書で、自見地方創生担当大臣と鈴木総務大臣がそれぞれ代表を務める政治団体に記載漏れがあることがわかりました。

自見大臣の資金管理団体「ひまわり会」は2022年に政治団体「大阪府医師政治連盟」から50万円の寄付を受けていますが、収入を記載していませんでした。

自見大臣の事務所は「事務的な誤りにより、収支報告書への寄付金の記載が漏れていたことが判明した。今後、関係法令にのっとり、適切に対応していく」とコメントしています。

「ひまわり会」は去年の参議院選挙に際しても、賃料収入あわせて165万円を収支報告書に記載していなかったことが判明して訂正したばかりで、不記載が相次ぎ発覚しています。

また、鈴木総務大臣が代表を務める自民党愛知県第7選挙区支部も去年の5月、党本部から受けた支部交付金あわせておよそ43万円を記載していませんでした。

鈴木大臣の事務所によると、同額を研修会の経費として支出しましたが、収支ともに記載していなかったということで、報告書を訂正するとしています。