今年も残すところ、あと1カ月。新潟市の護国神社では縁起物の「御神矢(ごしんや)」作りなど正月準備が進んでいます。

新潟市中央区の護国神社で行われているのは、参拝者らに授与される御神矢作り。


邪気を払い、矢で射止めるように新しい年の目標を達成できることを祈る縁起物です。

5人の巫女が1つ1つ、御神矢に絵馬や鈴を添える作業は先月上旬に始まり、あと1週間ほど続くということです
【護国神社 巫女 熊倉綾音さん】「来年辰年でございますので、昇り竜のように飛躍して力強く、日々を過ごしていただけるように、丁寧に心を込めて作っております」

絵馬に勢い良く描かれた来年の干支「辰」の姿。新潟の専門学校の生徒がデザインしました。

良い新年となるようにと願いを込める繊細な作業…。
【記者リポート】「できました。1つつくるのにも結構、緊張感を持ってあたらせていただきましたので、御利益があると思います」

御神矢は1万本用意され、来月10日から参拝者への授与が始まるということです。