物価高騰などで開催できなくなった大分七夕まつりの納涼花火大会について、来年にも復活させようと、市をあげた実行委員会が29日、発足しました。

1951年から始まった大分合同新聞納涼花火大会は大分七夕まつりの最終日に開催されていましたが、2020年以降はコロナ禍や物価高騰の影響で中止に追い込まれました。

こうしたなか、大分市や経済団体などの代表者による「おおいた花火大会実行委員会」が発足し、初会合が開かれました。委員会では来年以降、新たな花火大会を開催するため、経費として3000万円以上を目標に協賛金や寄付金などを募る方針です。

(おおいた花火大会実行委員会・足立信也会長)「なにがなんでも復活させる。時代の中で変化しつつある思いをみなさんに抱いてもらえるようにして、希望がそこから広がっていく花火大会にしたい」

委員会は年内に開催日時と場所を決定し、花火大会の名称は公募で決める方針です。