ロシアが2025年大阪・関西万博への参加を取りやめると表明したことについて、松野官房長官は「ロシアによるウクライナ侵略は、万博の理念と相容れない」と指摘しました。

松野博一官房長官
「ロシアによるウクライナ侵略は、大阪・関西万博のテーマであるいのち輝く未来社会のデザインの理念と相容れないと考えています」

ロシアは28日、博覧会国際事務局の総会で、「主催者との十分なコミュニケーションが取れていない」として、大阪・関西万博から撤退すると表明していました。

これについて松野官房長官は会見で、ロシア側から正式な連絡はなく、「コメントは差し控える」とした上で、今の状況が変わらなければ「ロシアが万博に参加することは想定されない」という考えを示しました。