今オフに巨人を戦力外となった堀岡隼人投手(25)が29日、DeNAの球団事務所で入団会見を行った。背番号は「111」に決まった。

堀岡は、青森山田高から巨人に16年育成ドラフト7位で入団。19年7月に高卒育成投手としては球団史上初の支配下登録を勝ち取った。その後は再度育成契約になるなど、今季まで1軍での登板はわずか18試合だった。

会見で、ベイスターズの印象を「打力がある怖いチーム、特に宮崎(敏郎)さん。どの打順からでもホームランが出る」と語った堀岡。古巣・巨人で抑えたい選手に、岡本和真(27)の名前を挙げ「仲良くしていただいた」と感謝の意を込めて対戦を熱望した。

育成でのスタートとなるが、試合終盤での活躍が期待される最速154キロ右腕が新天地での巻き返しを誓った。