リニューアルが進むJR新潟駅。その「南口広場」をより良い空間に改善するための課題を見直そうとする検討委員会が27日に開かれました。

この検討委員会は、JR新潟駅・南口広場の再編を考えるために新潟市が設置したもので、国や新潟県のほか、バスやタクシーなどの交通事業者らも参加しています。

供用開始後15年が経過している新潟駅南口では、広場内の各施設それぞれに課題がみえてきています。

席上、南口広場が抱える課題として挙がったものは、
・ロータリーへと続く長い車列…錯綜する車両導線に由来します
・駅近辺での放置自転車…
・あまり有機的ではない印象のバスの待機スペース、など…

これらの『課題』について委員会では、他の都市の事例などを確認しながら意見を交わしました。

【新潟駅南口広場再編検討委員会 佐野可寸志委員長】
「新潟駅を新潟市の顔として、いかに発展させるか。それぞれの立場から市全体のことを考えて意見をいただいています。いろいろな意見を集約したい」

検討委員会では、南口広場の将来像を含む“基本方針”を来年度以降にまとめる予定だということです。