なぜ瀬戸内を守る巡視艇で「チヌ」を?その深~い理由
実はチヌは、養殖されているノリやカキの稚貝などを食べ、瀬戸内海ではここ2、3年、チヌによる食害が深刻化しています。
「海を守る」ためにチヌを捕獲し、さらには美味しさを知ってもらい消費拡大にも繋げたいと、岡山県漁業協同組合連合会が「海を守る」海上保安官に県産のチヌを提供したのです。


完成!チヌの竜田揚げ その味は?「everyday出してほしい」
多くの海上保安官が、初めて食べるというチヌ。その反応は…?


(海上保安官)
「その辺の魚とは全然違います。everyday出てほしいぐらいで、本当に美味しいです」
「じゃあeveryday出します。嬉しいです。作る側としては」
「週一は食べたいです。30個はいけます」


「チヌの消費拡大を」と岡山県が提案した今回の企画。
(岡山県農林水産部水産課・石飛博敏課長)
「チヌを消費することで被害を抑えて、海を守るという目的でチヌを知っていただいて食べていただきたいなと思っています」

岡山県では、今後もチヌの消費拡大に向けた取り組みを、進めていくということです。
