新潟県外で今シーズン新たに「高病原性鳥インフルエンザ」が発生していることなどを受けて新潟県は、防疫対策などの情報を関係部局で共有するための連絡会議を27日午後に開きました。

今季すでに佐賀県と茨城県で「高病原性鳥インフルエンザ」の発生が確認されたことを受けて開かれた連絡会議では、新潟県内の畜産業者に対して消毒の徹底などを改めて呼びかけたことが報告されました。

昨シーズンは、新潟県内で過去最多となるおよそ257万羽が処分されました。
これは養鶏の4割にあたります。
今シ―ズンは養鶏・野鳥ともに、まだ異常は確認されていませんが、万が一に備え、鳥インフルエンザが発生した場合の防疫作業の流れなども確認しました。

【新潟県危機対策課 新保直人課長】
「県内の養鶏場においても鳥インフルエンザの発生リスクが高まっているという状況にあります。いざという時に備えて、今一度マニュアルなどの確認を…」

また新潟県では、大規模な防疫作業の一部を、今シーズンから専門の業者に依頼することを検討しているということです。