宮城県で行なわれた実業団の女子駅伝日本一を決めるクイーンズ駅伝。MGC=マラソングランドチャンピオンシップに出場した選手4人を擁する天満屋は、来年の出場権が獲得できるクイーンズ8(エイト)=8位以内を目指し、きのう(26日)杜の都を駆け抜けました。

「天満屋・岡山。32年連続出場の名門です」

シード8チーム以外の出場チームを決める予選会は5位で通過。創部から32年連続でクイーンズ駅伝に出場している天満屋です。

(瀬戸大輝記者)「杜の都・仙台を舞台に襷を繋ぐ選手たちを、天満屋の応援団が熱い声援で後押しします」

4年ぶりのシード権を目指し1区をMCGにも出場した谷本観月に託した天満屋。地元から駆け付けた大応援団も沿道で鼓舞します。

(天満屋応援団)「クイーンズ8(=8位内)を目指して、頑張れ頑張れ天満屋。行け!進め!ファイト!」

1区・谷本は安定した走りで25チーム中7位で、2区・立迫志穂にタスキを繋ぎます。全国からトップランナーが集まる女子駅伝の最高峰の舞台。後続の3区・松下菜摘、ルーキーの4区・西村美月が粘りの走りを見せます。

(4区・西村美月選手)「1年目らしい、前に挑戦していく走りをすることができればいいかなと思います」

次世代を担うルーキーも懸命の走りを見せ10位でタスキを受け取ったのは、東京五輪マラソン代表の5区・前田穂南です。

(5区・前田穂南選手)「5区のコースは、結構アップダウンがあったりするので、上手く、起伏を使いながら、自分の走りをしていけたらなと」

(実況)「前田穂南がクイーンズ8の圏内に順位を今上げました」

全区間で最も過酷と言われる5区10キロのコースを任されたエースが、順位をあげ8位に。6区のアンカーには、名門の主将・大東優奈が登場。区間トップの走りで7位に順位を押し上げます。

「大東頑張れ~いけー!」

チームメイトの声援も受け、天満屋は7位でフィニッシュ。若手やMGC出場選手が、盤石の走りを見せ8位以内に与えられる来年の大会のシード権=クイーンズ8を獲得しました。

(天満屋 大東優奈主将)「必死に走っていたので、まさか「区間賞」を取れるとは思ってなかったんですけど。先輩方と後輩がすごく頑張ってくれて。その思いをしっかり持って、最後アンカーとして、しっかり良い役目を果たせて走れたかなと思います。これが「天満屋の力」というのを見せられたと思うので、一からもう一度、みんなで頑張って行けたらと思います」

また今年のクイーンズ駅伝の頂点には、総社市出身の新谷仁美選手の所属する積水化学が輝きました。多くの声援を力に4年ぶりに8位以内に返り咲いた天満屋。西の名門の底力を見せつけました。