福島市出身の作曲家・古関裕而さんの野球殿堂入りを記念して、東京六大学野球を代表する早稲田大学と慶應義塾大学が対戦する「早慶戦」が、26日に福島市で行われ、熱い応援合戦に球場が湧きました。
「早稲田!早稲田!」
「KEIO慶應!」
井上和樹アナウンサー「冷え込んだ空気が一気に熱気を帯びました。早稲田、そして慶應熱い応援合戦が繰り広げられています。」
26日、福島市の県営あづま球場で行われた全(オール)早慶野球戦。早稲田大学と慶應義塾大学、それぞれの現役選手と卒業生の混合チームが対戦しました。
この試合が福島市で行われた理由。それは、福島市出身の作曲家古関裕而さんの野球殿堂入りを祝うためです。
慶應の応援歌「我ぞ覇者」、そして早稲田の応援歌「紺碧の空」。共に古関裕而さんの作曲で両大学にゆかりがあることからこの試合が実現しました。
早稲田大学応援部・永田新主将「古関先生の作曲した紺碧の空をたくさん鳴らして、慶應義塾大学を圧倒したい」
慶應義塾大学應援指導部・畑山美咲代表「慶早戦は負けるわけにはいかないので、打倒早稲田で必ず勝ちたい」
激しい応援合戦が試合を盛り立てます。先手を取ったのは慶應でした。1回ウラバッターは3番・栗林。栗林のランニングホームランで慶應が先制します。
しかし、4回に早稲田が猛反撃6得点のビッグイニングで慶應を突き放します。試合は8回に慶應が4点を返しますが、早稲田が逃げ切り7対6で勝利しました。
相馬市から訪れた中学生「どちらも応援の熱量がすごかった。」
福島市から訪れた高校生「早稲田が6点取ったところすごかった。こういう応援をされて試合やってみたいと思った」
この日は、およそ5000人が球場に詰めかけました。














