空き家を活用してまちの活性化を図ろうという取り組みです。岡山市東区の西大寺地域に来月(12月)、空き家を改装したパン店がオープンするのを前に、地元の人たちを招いて試食会が開かれました。

来月オープンする「パン工房ties(タイズ)」です。

趣のある落ち着く空間となっています。空き家の蔵を改装したもので、西大寺地域が行っている、まちのにぎわい作りの一環で開店します。

オープンを前に、地元経済界や町内会の人約60人が参加する試食会が行われました。

店で出されるパンには、西大寺産の小麦が使われ、多くの人がその香ばしさを楽しんでいました。

(訪れた人)「おいしいです」

(訪れた人)「これを起爆剤に、もっともっと西大寺の地域が活性化できたらいいなと思います」

店は、パン教室の開催などを通じて、住民のコミュニティとしての役割も担いたいとしています。

(システムタイズ 根木克己社長)「地元に愛されるお店でありたいと思っています。まちづくりの一環としてのパン屋であって、『パンが…』というよりも、『西大寺というまちを面で捉えた中の1つのパン屋』と考えていただければ」

西大寺地域の活性化に一役買えるか。「パン工房ties(タイズ)」は来月9日にオープンします。