イスラエル軍とハマスが合意したガザ地区での戦闘停止期間に入って2日目。中東のメディアは、2日連続で人質の解放が実施される見込みだと伝えています。
戦闘停止2日目のパレスチナ自治区ガザの様子です。煙が確認でき、爆発音のような音も聞こえます。
24日、ハマスは人質24人を解放しました。交渉を仲介してきたカタール政府によりますと、13人がイスラエル国籍、10人がタイ国籍、1人がフィリピン国籍だということです。
タイ政府も10人の解放を発表していて、少なくとも48時間は現地の病院に滞在し、その間、大使館の職員が帰国に向けた準備を進めるとしています。
一方、いまだにタイ人およそ20人が人質になっているということです。
今回の合意では4日間、戦闘を一時停止する間にハマスは人質50人を解放するとしていますが、いずれも女性と子どもに限られる見通しで、成人の男性の解放は見通せないままです。
21歳の息子が人質になっている、シェリー・シェムトフさんは複雑な胸の内を明かします。
息子(21)が人質 シェリー・シェムトフさん
「数日後に最愛の人が戻ってくる家族に対して嬉しく思う一方で、私はまだ息子を抱きしめられず、羨む気持ちもあります。私たちはまだ、人質全員を取り戻すために苦闘している最中なのです」
アメリカのバイデン大統領は、仲介役のカタール、エジプトの首脳やイスラエルの首脳に感謝の意を示すとともに、「アメリカの外交努力によって合意が成立した」とも強調。「人質のさらなる解放を期待する」と述べました。
釈放されたパレスチナ人
「言葉にできない気持ちです。神に感謝します」
一方、この日イスラエル側も、拘束していたパレスチナ人39人を釈放しました。
戦闘停止1日目には支援物資を載せた137台のトラックがガザに入り、国連機関によりますと、先月7日の戦闘開始以降、最も多くなりました。
中東のアルジャジーラは2日目には200台のトラックがガザに入る予定としているほか、日本時間午後11時にもあらたに13人の人質が解放される見込みだと伝えています。
注目の記事
【9.11から25年①】生きるために…人々は宙を舞った アメリカ同時多発テロでWTC崩壊を捉えた元特派員が語る恐怖と“最悪のシナリオ”

あの爆発現場で…“とっさの判断” 大破したトラック運転手を救助、河川敷で消火活動、それでも流した涙のワケ「悔やんでいます」

【気象庁】エルニーニョ現象「冬まで100%続く」過去には「都心で15センチ豪雪」も 秋から冬に何が起こる?【エルニーニョ監視速報】

深い巨大な穴…激しく損傷した道路 記録的大雨が襲った氷見市のヤギ牧場の今【富山県・氷見市】

「心肺蘇生はしないで」が救急現場で叶わない 「本人の最期の希望と救急医療のギャップ」【岡山大学】

トントントントン…早朝に窓をたたく音 カーテンの向こうに"裸足"の女性 母娘「とっさの判断」と連携プレーに感謝状









