良性かそれとも…ポリープは病理検査に…
私の大腸からはみつかった6つのポリープはすべて切除されがんかどうかを詳しく調べる病理検査に出されました。

そして1週間後、検査結果が伝えられました。
あの大きなポリープについては…
大村院長:「結論から言うと、若年性ポリープという。がんになるようなタイプのものではなかった」「全然、大丈夫だった」
松澤記者:「よかった…」
若年性ポリープと呼ばれ出血や腸が詰まる原因となるため切除は必要でしたが、放置してもがんにはならないタイプのポリープでした。一方で…

大村院長:「1、2、3、4番までは、どれも5ミリぐらいの小さなものですけど、これはやっぱり放っておくと大きくなって行って、5年後とか10年後とかにがんになっていく可能性はある」


すべて良性でしたが、6つのうち4つが将来、大腸がんになる可能性があるものでした。
早期の段階ではほとんどが無症状で、症状で見つけることは難しいという大腸がんですが。

大村院長:「胃がんだったり肺がんだったり、普通のほかのがんって、早期発見することはできるけど、あらかじめ防ぐことは難しいです。ただ、大腸がんに関しては唯一、カメラをつけて検査を受けていただいて、見つけて取ることで予防することができる。がんになる前に、その元を取ることができるということが大腸がんの大きな特徴だと思います。生活習慣の改善とあわせて、年1回のがん検診を繰り返していくことが大事かなと思います」

自らの命を守るために「がん検診」や「内視鏡検査」を受けることが大切です。
