大分県豊後高田市の神社で日本三大裸祭りのひとつと言われる「秋の大祭」が始まり、冷たい空気の中、しめ込み姿の若者が神輿を担いで川を渡りました。

24日は豊後高田市若宮八幡宮で900年以上の歴史を持つ秋の大祭が行われ本宮を出発した神輿が市の中心部を流れる桂川へと向かいました。

桂川には長さおよそ16メートル、重さおよそ5トンの巨大なたいまつが準備され、神輿の川渡りを前に弓と矢を使って火がつけられました。そして、肌を刺す冷たい空気の中、しめ込み姿の若者が川へと入っていきました。日が傾いた午後5時すぎ、冷たい風が強く吹く中、若者が担いだ神輿が威勢よく冷たい川を渡ると、集まった見物客からは大きな歓声が上がっていました。

日本三大裸祭りのひとつと言われているこの祭りは26日も川渡りが行われます。