防衛省の防衛研究所が中国の軍事動向をまとめた最新の報告書を発表しました。今年は「中国、アメリカ、ロシアが織りなす新たな戦略環境」がテーマです。
「中国安全保障レポート」は、防衛研究所が中国の軍事動向などを分析したもので、今年で14回目の報告書となります。
今回は、中国以外の核大国、アメリカ、ロシアの動向も比較しながら、今後の世界の戦略環境を考察しています。
報告書では、中国はロシア軍との共同演習などで連携を強化することにより、周辺地域でのアメリカのプレゼンスの弱体化を図っているとし、アメリカを意識した核戦力の大幅強化が“核心的利益”となる台湾海峡などでの通常戦力を行使する意欲を高めることになりかねないと分析しています。
その上で、そうした中国の力による現状変更を阻止できるかどうかが、将来の国際秩序の行方を決める最大の要因だと結論付けました。
また、日本については、必要な防衛力の更なる強化や東南アジア諸国との連携強化など、能動的で主体的な行動が求められると指摘しています。
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