みなさん、普段の食事で塩分を摂りすぎていませんか?福島県福島市の企業の社員食堂では、24日、学生たちが考案した塩分控えめなヘルシーメニューが提供されました。そのお味は?
トマトの赤い色が鮮やかな炒め物…こちらは、福島市の福島キヤノンの社員食堂で提供された塩分控えめの「ヘルシーメニュー」です。
このレシピを考えたのは、福島市の福島学院大学の学生たちです。減塩やカロリーを控えた料理で、県民の健康をサポートしようと、県のプロジェクトの一環で行われました。
県文化振興課 関博史副主任「県民のみなさんの食塩の摂取量が少し高いという指標がありますので、そちらを改善するために減塩メニューということで開発していただきました」

提供されたのは「県産トマトと豚肉の塩こしょう炒め」。トマトの旨みと粗びきこしょうのアクセントで塩分を出来る限り抑えました。福島キヤノンの社員食堂でこのプロジェクトの料理が提供されるのは、今回が初めてです。
食べた社員「おいしいです。トマトの酸味があって、しっかり味がしておいしいです」
食べた社員「味が濃すぎなくて、でもトマトと豚肉でご飯に合っておいしいです」
料理は80食限定でしたが、1時間ほどで完売。福島キヤノンでは、来週も社員食堂でこのメニューを提供する予定だということです。
【スタジオ解説】
私も食べました。ヘルシーだけど素材の味もしっかり感じられて大満足でした。さて、気になる塩分、福島県の1人1日当たりの食塩摂取量はどのくらいかというと・・・。長野に続き全国で2番目に多いことが分かります。

他の都道府県と比べてもより減塩を心がけなくてはいけないわけですが、なにからすればいいのか。
例えば!ついつい飲みたくなってしまうラーメンやうどんなど麺類の汁は最後まで飲まないこと。味噌汁は出来るだけしっかりと出汁をとり使う味噌の量を減らすことも効果的です。

11月24日は「いいふしの日」「鰹節の日」でもあるんです。鰹節の出汁の使い方で補える部分もありますね。
そのほか県が行っているプロジェクトのホームページには、このようなヘルシーレシピも掲載されています。こちらは大豆や玄米、豆乳を使ったドリア。

さらに、こちらはトマトジュースを使ったドライカレーです。どれも県内の学生たちが考案したメニューですべて栄養バランスが考えられています。

その他にも参考になるレシピがたくさんありますので気になる方は、こちらのQRコードからぜひご覧ください。健康な体づくりのために県全体で減塩に取り組んでいきましょう。














