季節性インフルエンザについて、厚生労働省は、全国で報告された患者の数が1医療機関あたり、「21.66」人と発表しました。例年より感染の広がりが早く、増加が続いています。

厚労省によりますと、今月19日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、10万6940人でした。

1医療機関あたりでは21.66人で、例年より早く患者数の増加が続いています。

都道府県別の感染状況を見ると、1医療機関あたりの患者数が最も多いのは、▽佐賀県の47.26人で、次いで▽北海道が39.21人、ほかに、宮城県と長野県とあわせて4道県で「警報レベル」の目安となる30人を超えています。

インフルエンザの影響で、全国の3954の学校などが休校や学級閉鎖となっています。