長野市の10月の消費者物価は、生鮮食品を除いた総合指数が2年3か月連続で前の年の同じ月を上回りました。

長野市の10月の消費者物価指数は、季節的な要因が大きい生鮮食品を除いた「総合」が、前の月を0.8%上回り、107.9となりました。

また、前の年の同じ月との比較では2.9%上昇し、2021年8月以来、2年3か月連続で上回りました。

特に、牛乳や卵などの乳卵類が21.6%、生鮮野菜を除く野菜・海藻が19.4%と2割前後上昇しています。

県は「中東地域をめぐる情勢が不透明感を増し、原材料費の高騰などの影響で一定数の食品の値上げが想定されており、引き続き状況を注視したい」としています。