全国高校ラグビー大会愛媛県予選決勝が23日行われ、松山聖陵と新田が花園切符をかけて激突。松山聖陵が84-3で勝利しました。
5連覇がかかる第1シードの松山聖陵か。
5年ぶり47回目の花園を目指す第2シード新田か。
4年連続同一カードの決勝戦、先に仕掛けたのは新田でした。
開始2分に敵陣22メートル付近でペナルティキックを得ると、2年生大野が危なげなく決めて新田が3点を先制します。
これでリズムに乗ったかに見えた新田でしたが、松山聖陵は前半8分、ラインアウトからのドライビングモールを一気に押し込み、最後は砂嶽がトライ。1年生阿塚もキックを決めて7対3と逆転に成功します。
主導権を奪い返した松山聖陵はこの後、同じ形で2本トライを積み重ねるとさらに前半25分には高校日本代表候補の田川が自陣から飛び出し、抜群のスピードで相手を振り切りトライ。前半だけで5本のトライを決めた松山聖陵が35対3で折り返します。
このままでは終われない新田は後半、5番の常盤や13番キャプテン川崎といった3年生が前へ前へとアタックを仕掛けますが接点の攻防ではことごとく松山聖陵に絡まれ、ペナルティを連発。どうしてもアタックを継続することができません。
逆に松山聖陵は、その後も交代選手を投入しながら新田陣内で攻撃の手を緩めず、結局トライ12本でキックもパーフェクトに決めた松山聖陵が84-3で大勝。見事、5連覇達成です。
松山聖陵・砂嶽直杜選手(3年)
「接点の部分では勝っていたので、必死に(皆が)つないでくれたボールを何がなんでも最後、結末を僕がトライにもっていかないといけないという気持ちだった」
松山聖陵・田川陽生選手(3年)
「フォワードが前に出てくれたこともあってそこでもっと流れをもっていきたいと思って最後までトライをとり切るという気持ちで走っていた。去年は(花園で)1トライもできなかったので今年こそは3トライとりたい」
松山聖陵・渡辺悠太監督
「当たり前のように試合をしているが皆当たり前じゃない時代を乗り越えて、それだけでなくたくさんの人に支えられて今この大会で結果が出たことに感謝している。またリベンジの機会をもらえたので(花園)ベスト8を目標にまた一から彼らと一緒にやっていきたい」
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