【永桶康子さん】
「本当に胸がいっぱいです。93年前と今日のバトンを、みんなで渡す瞬間を見届けたいと思う」
2年半の修復で蘇った『エラール グランドピアノ』に、ピアニストの三好優美子さんが、いよいよ魂を吹き込みます。

当時の女学校の卒業生たちも、かつての校歌を合唱しました。

「うれしくて感激しました。あれで弾いたんだと思うと懐かしさでいっぱいです」
「若いころの女学校時代を思い出した。本当に楽しく歌わせてもらった」

【永桶康子さん】
「世界中から素晴らしいピアニスト演奏家がこのピアノで演奏してくれること、そして、この地域の多くの皆様に愛されていくこと。この2つの柱が果たせるといい」

今後は、復活した『エラール グランドピアノ』のコンサートを企画したり、市民に貸し出したりする方針だということです。