和紙を繊細に切り抜き色彩豊かな「切り絵」が国の内外で評価されている久保修さんの個展が岡山市北区で開かれています。

扉の格子や置物など繊細に表現された作品。岡山県瀬戸内市の牛窓にある民家を切り絵で描きました。

岡山高島屋で開かれている切り絵画家・久保修さんの個展には、日本の四季折々の風景や旬の食材など、切り絵や版画の新作約50点が並んでいます。

線の太さによって光と影を表現し絵の具を混ぜ合わせることで色彩豊かな作品を生み出す久保さん。こちらはアジサイの花びら一枚一枚の色を変え、花の立体感や質感を表現した作品です。

(切り絵画家 久保修さん)「多くの方にぼくの感じた岡山を感じてもらいたい。県内の人ももう一度見て、魅力の再発見のきっかけになればいいなと思います」

住んでいたことがある岡山県の観光特使も務める久保修さんの個展は、岡山高島屋で今月27日まで開かれています。