宮城県教育委員会は、白石工業高校で経費を着服していた男性主査を免職とするなど、県立学校の事務職員合わせて3人を懲戒処分としました。

懲戒免職となったのは、白石工業高校事務職員の64歳の男性主査です。県教委によりますと、男性主査は、今年3月から6月まで、保護者から教材費などとして集めた324万円あまりを着服していました。「借金返済のために使った」と話しているということです。着服に関わったとして、60歳の元事務室長も減給3か月の懲戒処分となりました。
また、県立支援学校に勤務する56歳の事務室長は、去年4月から12月にかけ、先に帰宅しようとした部下の職員に不適切な発言やパワハラ行為をしたとして、減給3か月の懲戒処分を受けました。
県教委は「法令遵守に向け指導を徹底する」とコメントしています。