日本語で熱い思いを語りました。日本語を学ぶ10の国や地域の高校生らが参加した日本語弁論大会の決勝大会が、岡山市内でオンラインで開かれました。

(モークシャーデウミニさん(スリランカ))「最先端技術のお陰で、今まで私たちは『あ、現実的ではない』と思われていたドラえもんの世界までも、味わうことができているのではないかと思います」


日本語の普及などを目的に加計学園が2012年から毎年開いている「日本語弁論国際大会」です。世界10の国や地域から2000人以上が応募し、予選を勝ち抜いた12人が決勝に挑みました。

今年のテーマはチャットGPTを始めとした「最先端技術の使われ方」。出場者は「依存しすぎないことが大切」といった主張を日本語で訴えました。

(ゾーティントゥーアウンさん(ミャンマー))「人間の自由やプライバシー、平等や安全などの基本的な権利を侵害しないように注意しなければなりません」

(加計学園国際交流局長 大月史嗣さん)「日本語という切り口で日本文化などを見ていただいて、(日本語を勉強する)一つの原動力になればいいなと思っております」

加計学園では、今後も日本語や文化の普及に向けた国際交流事業を行っていきたいとしています。