冬用タイヤへの交換が増えるこの時期、大型車の脱輪事故が急増することから北陸信越運輸局などが、トラック運転手へ注意を呼びかけました。
「これまでタイヤの脱落の経験、会社とか、ご自身で特にないですか?」

この啓発活動は、車輪の脱落事故のうち66%が冬用タイヤに交換したあとに発生していることから、例年この時期に北陸信越運輸局が実施しています。

この日は、北陸信越運輸局の職員らが新潟市西区のトラックステーションで、駐車していたトラックのタイヤのナットが適切に締まっているか確認。このほか、運転手に車輪の脱落事故を防ぐポイントなどが書かれたチラシを配りました。

【北陸信越運輸局 自動車技術安全部 山口義典 部長】
「やはり運転手が運行前に点検するという事が必須ですので、悲惨な事故を防止するということで意識を持ってもらいたいということです」

北陸信越運輸局は、タイヤを取り換えたあと、走行距離50~100kmを目安に「ナットを締め直す」ことも呼びかけています。
