あと1か月ほどで迎えるクリスマスをサンタクロースのねぶたが彩ります。東京駅近くの複合施設に22日から展示されるねぶたが21日、青森を出発しました。ねぶた祭では決して見られない特別な仕掛けが見所です。

高さ約6メートルのサンタやトナカイのねぶたが大型のトラックに積み込まれています。ねぶた師の内山龍星さんと弟子の立田龍宝さんが約2か月かけて制作しました。今にもサンタが飛び出してきそうなプレゼントの箱。包装紙にはリンゴや青森県の形が描かれています。

内山龍星さん
「明るく楽しくそれをイメージして制作したのでその辺をしっかり見てほしいと思います」

「ねぶたさんた」には、ねぶた祭では見られないクリスマスならではの特別な仕掛けが施されています。

立田龍宝さん
「(電球が)明るくなったり暗くなったりそれがゆっくりいきますのでこれは本当のねぶたでは御法度ですから、このさんたねぶただからこそできる光りの遊びも楽しみですね」

「ねぶたさんた」は東京駅に直結している「東京ミッドタウン八重洲」で22日に点灯式が行われクリスマス当日の12月25日まで展示されます。