新潟県 村上市にあるサケの博物館でサケが展示できなくなるなど異常事態が起きています。背景にはこの夏の猛暑の影響などがありそうです。

村上市のサケの博物館、イヨボヤ会館です。

【イヨボヤ会館 田嶋雄洋 館長】
「いやーこのイヨボヤ会館始まって開館以来初めてです。サケがいないという」

「すみません…。只今、鮭が一匹もおりません!」
イヨボヤ会館がSNSで投稿した写真です。今月8日から12日にかけてイヨボヤ会館の水槽からサケの姿が消えました。

サケは産卵のため生まれた川に戻ってきますが、産卵して10日ほどで死ぬそうで例年、常に30匹程度水槽にサケを入れているそうです。

取材に伺った20日は5匹しかいませんでした。

【田嶋雄洋 館長】
「サケのまち村上と言うふうに言っていたのにそれが言えなくなるなんてことになったらうちにとっては大きな痛手」