軍事偵察衛星の打ち上げを予告している北朝鮮に対し、韓国軍は「強行すれば必要な措置を講じる」と警告しました。

北朝鮮は5月と8月に軍事偵察衛星の打ち上げに失敗し、10月中に改めて発射すると予告していました。

11月に入ってからも打ち上げが行われない中、韓国軍の合同参謀本部はきょう、北朝鮮に打ち上げを直ちに中止するよう警告するメッセージを発表しました。

韓国軍合同参謀本部 姜鎬弼 作戦本部長
「軍事偵察衛星の打ち上げを強行すれば、韓国軍は国民の生命と安全を保障するための必要な措置を講じる」

韓国軍は、北朝鮮がこれまでおよそ3400回にわたり南北の軍事合意に違反しているとも指摘。打ち上げに踏み切った場合、強硬な対応に出ることを示唆しました。