自衛隊は19日、負傷した隊員を県外の病院へ輸送することを想定した訓練を行い、報道陣に公開しました。

この訓練は、戦闘で負傷した隊員による病床ひっ迫を避けるため、自衛隊那覇病院から県外の病院へ輸送する手順を想定したもので、航空・陸上・海上自衛隊のおよそ50人が参加しました。

一時待機所に運ばれた20人の負傷隊員をC-2輸送機に運び入れ、埼玉県の入間基地に向けて離陸するまでの手順をおよそ2時間かけて確認しました。

一時待機所を設けた輸送訓練が那覇基地で実施されるのは初めてです。

自衛隊の統合演習は20日まで全国各地で実施されます。