将棋の第31期「倉敷藤花戦」3番勝負の第2局が倉敷市で行われ、里見香奈倉敷藤花が西山朋佳女流四冠に勝ち9連覇を果たしました。

倉敷藤花戦は、大山康晴十五世名人の功績を称えて1993年に創設された女性棋士の公式タイトル戦です。

大山名人生誕100周年の記念大会となった今期は、将棋の女流8大タイトルを分け合う2人で争われました。

今月7日に行われた第1局は、里見倉敷藤花が勝利。

午後から公開対局となったきょう(18日)の第2局、先手番となった里見倉敷藤花が171手で西山女流四冠を下し、9期連続・通算14度目のタイトルを手にしました。

(里見香奈 倉敷藤花)「きょうの将棋はすごく苦しかったけど、あきらめずに指すことができたのが結果につながったのかなと。日々、精進して参りたいと思っています」

別の会場では、岡山市在住のA級棋士菅井竜也八段による大盤解説も行われました。