「東洋一の美しさ」と称され、宮古島を代表する観光地の与那覇前浜ビーチ。このビーチの砂がいま、少しづつ浸食され風景が変わりつつあります。
なぜ浸食や砂の移動が起きているのか。ビーチの現状を取材しました。
東洋一の白い砂浜の砂がなくなる?

宮古島の西に位置する与那覇前浜ビーチ。7キロメートルも延々と続く真っ白でさらさらとして砂浜は、世界的な旅行口コミサイトで話題となり「東洋一の白い砂浜」ともいわれています。
しかしー
今井記者
「東洋一美しいという言われている、与那覇前浜ビーチなのですが、いまこのビーチに異変が起きているということです」

近年、浜に起きているという異変。真相を確かめるために、ビーチ隣のホテルに務める、山下祐樹さんに話を聞きました。
宮古島東急ホテル&リゾーツ 山下祐樹さん
「ホテル敷地内にある建物の前の砂が浸食されて。以前はビーチハウスという建物から直接砂浜に降りれたんですけど。今は砂が無くなってしまって」
ホテル施設の目の前は、かつて砂浜でしたが、10年ほど前から徐々に砂が減少し始めたといいます。現在は施設を守るため、護岸工事をするなどといった対策をとっていますが、そのすぐ隣でも浸食の様子が見られました。
Qあの方たちは?
宮古島東急ホテル&リゾーツ 山下祐樹さん
「砂の浸食状況についていま測量しています。どうやって砂の流出を防ぐか、県や市も検討しています」
県や市も調査に乗り出していて、この日も作業員が測量する様子が確認できました。

山下さんの話によると「ホテルの前の砂は南へと移動している」とのこと。
ビーチの南側に行ってみるとー