愛媛銀行は、吉田支店に勤務していた50代の女性パート職員が、5年あまりにわたり、8人の高齢の客からキャッシュカードを預かりATMから金を出すなどし、あわせて1930万円余りを着服していたと発表しました。
着服していたのは、愛媛銀行吉田支店に勤務していた50代の女性パート職員です。
愛媛銀行によりますと、このパート職員は先月までの5年4か月の間に、8人の客からあわせて1933万2000円を着服していたということです。
パート職員は、年金を受け取っている客の自宅を訪問し、年金に関する相談を聞くなどの職務を担当していて、訪問した際にキャッシュカードを預かり、ATMから金を出すなどの手口で着服していたということです。
被害に遭った客は60代~90代で、被害金については愛媛銀行が全額弁済し、パート職員からの弁済はメドが立っていないということです。
先月、被害に遭った客の家族から問い合わせがあり調査した結果、着服が判明し、着服した金は教育費や仕送り、他行・他社の借入の返済などに充てていたということです。
パート職員は行員ではなく、長年、吉田支店に勤務していて、先月31日付けで懲戒解雇されています。
愛媛銀行はすでに警察に被害届を提出し、今後、パート職員を告訴する予定で「今回の事件を厳粛に受け止め、内部管理態勢の一層の強化を図り、役職員一丸となってお客さまをはじめ関係者の信頼回復に向けて全力で取り組む」とコメントしています。
注目の記事
ご長寿“笑顔の横綱ボウラー”は91歳! ベストスコアは驚異の「246」 83歳の頃から本格的に始めたボウリングの腕を磨き続ける負けず嫌い 真剣に誰よりも楽しんで“横綱昇進”「気分がいいですよね」

「自分の子と同じくらい、それ以上の愛情を注いでいた。家族と思ってくれる判決を」動物病院で外科手術後に愛犬が衰弱し死ぬ… 飼い主側が院長を提訴「重篤な病態を漫然と見過ごした」 ペットは“物”ではないと訴え

ドリフト?公園を暴走し荒らしたのは白のRV車 今も公園は痛々しいまま…一時の快楽で逮捕された男の行為 泥には証拠となるタイヤの痕 町は損害賠償請求も視野(山形・山辺町)

19歳で書店をオープンさせた大学生 置いてあるのはほぼ“学習参考書” 開店費用は300万円 給料ナシ 夜は塾の先生に

「片付けないで!」この夏大活躍のハンディファン 正しい長期保管方法は コツは「3か月ごとの“ちょこっと充電”」


毒をもつ美しいチョウ「アサギマダラ」は「鬼滅の刃」のあのキャラクターそっくり?
