あす(18日)全国高校ラグビー岡山県予選の決勝戦が行われます。対戦カードはおととしと同じ組み合わせとなった「倉敷」対「玉島」。今回は3年ぶり5回目の花園を目指す玉島高校を紹介します。

花園出場をかけた大一番に向けて練習に取り組む玉島高校ラグビー部。

花園には過去4回出場していて、2018年度には岡山県勢48年ぶりとなるベスト16進出を果たした県内屈指の強豪です。

チームを率いるのは就任1年目の三宅監督。

選手たちに混じってより近い距離で指導することがモットーで、チームを県予選の決勝まで導きました。

(三宅裕介監督)「今年のチームは3年生が中心となって、ディフェンスを最優先としてエリアを取って、そこから自分たちの強みであるフィジカルを生かして得点をするチーム」

攻守の中心を担うのはキャプテン・松本雄涼選手。力強いタックルで相手攻撃陣をブロックし、試合のリズムを掴みます。

(松本雄涼キャプテン(3年))「ディフェンスでは激しいタックル、アタックではしっかり突破することで、今年こそは自分たちの代で絶対花園に出たい」

身長184センチ・体重97キロの恵まれた体格を持つのは岡崎圭一郎選手。体格を生かした突破で粘りのラグビーから局面を打開します。

(岡崎圭一郎選手(3年))「チームの中では身体がでかい方なので、たくさんボールを持って相手にビビらず立ち向かっていきたい」

またチームの要である司令塔、竹内聖選手も試合の流れを冷静に分析し、ここぞの場面でパスから得点チャンスを作り出します。

(竹内聖選手(3年))「周りを見ることは必須になってくると思うので、広い視野をもって味方を上手くコントロールして勝利に導きたい」

おととしの決勝で敗れた倉敷高校へのリベンジと、花園への切符をかけてチーム一丸で決勝に臨みます。

【スタジオ】あす(18日)行われる全国高校ラグビー岡山県予選・決勝戦。RSKテレビでは試合の模様を深夜からお伝えします。