いわゆる“大麻グミ”を食べ、体調不良を訴えた人が相次いで病院に運ばれた問題で、グミに含まれているとみられる大麻由来の成分に似た物質が、すでに規制されている成分に比べて強い刺激を与える可能性があることが分かりました。
きのう深夜、警視庁にある通報が。
110番通報(午後11時半頃)
「グミを食べて体調不良になった。苦しい…」
東京・板橋区にあるマンションの部屋で20代の男女2人がグミを食べたところ、手の痺れや動悸を感じ、病院に運ばれました。いずれも命に別状はないということです。
これが、2人が「都内の店で購入した」と説明しているグミ。今月、都内では2人の他にも、このグミを食べた男女9人が相次いで病院に運ばれています。
このグミの袋には、ある文字が…「HHCH」。国内では規制対象になっていない、大麻由来の成分に似た合成化合物の名前です。
「HHCH」について、捜査機関は危機感を強めています。
捜査関係者
「HHCHはすでに規制されている大麻に含まれる有害成分よりも、体に与える刺激が極めて強い可能性がある」
このグミを製造・販売した大阪市内にある会社は、取材に対し…。
「HHCHグミ」製造・販売会社
「誤食など不本意な形で製品が使用される事故を防ぐため、再発防止策を講じる予定です」
新たな薬物をめぐっては、売り手側が規制の網をかいくぐる“いたちごっこ”の状態が続いていて、薬物の規制などに詳しい専門家は、先回りの規制が必要だと指摘します。
湘南医療大学 舩田正彦 教授
「(規制薬物と)類似の構造の化学物質を包括的に規制する形で先手を打って、流通する前に規制をかけていくのが重要なポイント」
警視庁は「HHCH」の製造方法や、他の薬物との関連性を本格的に調査しています。
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