岡山県久米南町の寺で、浄土宗の開祖・法然上人が植えたと伝えられるイチョウが見ごろを迎えました。

樹齢約880年、高さ10メートルの大イチョウです。

浄土宗の開祖・法然上人が生まれた地とされる誕生寺。

その境内で圧倒的な存在感を放つ「逆木のイチョウ」です。

法然上人が杖として使っていたイチョウの枝を逆さまに挿したところ、たちまち根付いたという言い伝えが名前の由来となっています。

海外からの観光客も美しく色づいた姿を楽しんでいました。

(台湾からの観光客)「すごくきれいなイチョウですね。すごく感動です」

(県内の観光客)「今年は特にきれいです。木が大きくて見たら元気がもらえる」

「逆木のイチョウ」は今週いっぱいが見ごろだということです。