選手の歩くスピードは時速15kmと、自転車とほぼ同じだという競歩。そんな競歩の注目選手は、山西利和(26、愛知製鋼)だ。
身長164センチ、趣味は読書、好きな作家は東野圭吾という山西は、この種目で、世界一のスピードを誇り、2019年世界陸上ドーハ大会男子20km競歩で日本史上初の金メダルを獲得した。今回、日本人で"唯一"となる「連覇」が期待されている。

京都大学出身
座右の銘は「継続は力なり」。京都大学・工学部、物理工学専攻出身で、自ら練習プログラムを作成し、分析も行う頭脳派ウォーカー。当時の山西は「その日の距離とメニューとラップタイム(を入力)。データが溜まってきて、傾向がとれたりパターンがとれてきて、後々効いてくる。パフォーマンスを高めるというところに試行錯誤を重ねてのめり込んでいく時間がすごく楽しい」と語る。

データ入力
日々の練習を記録

山西:
ここまで順調に来ていますし、楽しみだなという気持ちが大きいです。
なかなか連覇している選手は数少ないと思うので、チャレンジできることはすごくありがたいことですし、チャンスをきちんとモノに出来たら良いなと思います。
きちんとここまでやってきたことを最高の形でレースで出すということ、結果として金メダルをきちっと獲ることを目標に、頑張っていきたいと思います。

山西が連覇に挑む男子20km競歩は、世界陸上大会初日の7月16日に行われる。

6月29日北海道での公開練習