高知県内の景気について日本銀行高知支店は「一部で弱めの動きがみられるものの個人消費などを中心に持ち直している」と10月の判断を据え置きました。
日銀高知支店の発表によりますと「個人消費」については、外出や旅行の需要から、県内の量販店で化粧品や雑貨などの販売が伸びているほか、チャーター便やクルーズ船といったインバウンド需要も堅調なため、「着実に持ち直している」としています。また乗用車・新車登録台数については供給制約の影響が和らいだことから「緩やかに持ち直している」と上方修正しました。これらを踏まえ日銀高知支店は「一部で弱めの動きがみられるものの、個人消費などを中心に持ち直している」と10月の判断を据え置きました。
今後の先行きについては「持ち直しの動きが強くみられるが、・コスト上昇と価格転嫁の動向・人手不足の影響・海外経済の影響について注視する必要がある」とコメントしています。














