三宅防衛政務官の事務所スタッフへのセクハラ報道をめぐり、国会ではきょう、野党が事実関係をただしましたが、三宅氏は「全く身に覚えがない」と報道を否定しました。

立憲民主党 福山哲郎 参院議員
「A子さんという方、政務官の事務所でバイトをしていたということですが、A子さんという方の認識はあるんですね」

三宅伸吾 防衛政務官
「私が事務所の女性スタッフに対し、10年前にセクハラを行ったとのご指摘の報道については全く身に覚えがございません」

きょう発売の週刊文春は、三宅氏が10年前、都内の飲食店で事務所スタッフの女性に対し、抱きつき、キスを迫るなどの性加害をおこなったと報じていますが、きょう、事実関係をただされた三宅氏は「セクハラを窺わせるような当時のメールのやり取りもないことなどを踏まえ、記事にあるようなセクハラの事実はないと確信している」と主張しました。

三宅氏は、きょう抗議文を文春側に提出したと明らかにしましたが、セクハラ問題が続き防衛省が対応に乗り出している中で浮上した疑惑に、野党からは「当然、岸田総理の任命責任は問われる」と、引き続き、追及する構えです。