雪が降るシーズンを前に、山口市で除雪車などの操作を確かめる訓練がありました。

山口市の山口国道維持出張所宮野除雪基地であった訓練には、大雪の際に除雪作業を担当する県内17の建設業者が参加しました。

無線の使い方など機械の操作について説明を聞いたあと、除雪車の前面で雪かきに使う装置「プラウ」の動作を見学。

参加者代表の4人が乗って運転操作を確認し、除雪車で基地を出て片道5キロの国道を走行しました。

岩国市から参加
「冬本番になる前に、運転のしかたや注意点などを振り返れたことがよかったと思います」

雪道で立往生した工事車両を移動させるけん引訓練も行いました。

下松市から参加した
「維持工事に初めて携わるので、今年。冬に機械を使うのがちょっと楽しみになりました」

山口国道維持出張所の管内には、9台の除雪車が配備されています。

昨シーズンは除雪車が8日、凍結防止剤を散布する車が20日出動しました。

国土交通省では早めに冬用タイヤに交換するなど、降雪に備えてほしいとしています。